PERE UBUのジャンクなWomblife
PERE UBU “WHY I REMIX WOMEN”
2014.
01.20
2006年の”Why I Hate Women”(タイトルがおっそろしいが。)や他の音源を素材にDavid Thomasを含むメンバー4人がリミックスをおこなったアルバム。(2008年)
PERE UBUの後期の名盤。まさにAvant Garage Remix。
PERE UBUは初期の四作ぐらいが評価のほとんどで残りはあまり人気がないと感じる。実際中期はカレッジロックのアプローチもあったりで、初期のような興奮はない。
JohnFaheyがwomblifeでジムオルークと結びつき、リニューアルされたように、Two Pale Boysから引き入れたKeith MolineというギタリストによってPere Ubuは状態が変化したと思う。
これまでのテルミンはさらに超音波のようで、ドラマーはどうみてもメタル野郎。
なにかのレビューで湯浅学氏が「テルミンをエネルギーにトーマスの音楽はすすんでいく」と書いていたが、
もはやテルミンによって時空をゆがめようとしてるんじゃないのかと思うぐらい。
どこか謎の国のジャンクミュージック、夜にぷかぷか浮かぶ貘の音楽。